【日本株銘柄】配当利回り5.5% !ケル(6919)に投資しようかなと考えたときに押さえておきたい注目ポイント分析(投資歴2年目)

投資

こんにちはズボラ夫ですhttps://twitter.com/T2Nuy

日々投資節約コスパ情報発信中です。ブログで節約投資情報まとめています

今回は少し気になった日本株の銘柄

ケル(6919)

を投資歴2年目の新米個人バリュー投資家が銘柄情報を調べて勝手にまとめたものです

読者
読者

利回りが高い株に興味あるんだけどな…ケルに今投資するのってどうなん?

という方に投資家として役立つような情報をまとめていますので参考にしてください

ケル(6919)って何してる会社?

まずケルの簡単な概要はこちらになります

引用元:銘柄スカウター

私はこの説明を初めに見た時には

ズボラ夫
ズボラ夫

なんだか、よくわからん…

と思いましたが、ざっくりと分かりやすく要約するならば

引用元:ケル株式会社HP
引用元:ケル株式会社HP

部品(コネクタ、ハーネス、ラックというものらしい)です

要は精密機器の部品と考えるくらいでいいと思います。

普通に暮らしている人にはあまり馴染みがないものですが、スマートメーター、医療機器やEVなどは今後も生産が伸びていきそうな気が雰囲気がありそうですね

今後は5GやIoT にも力を入れていくとの記載も期待が持てるところです

ケル(6919)の株価指標はどんな感じ?良いところ

株価指標はこんな感じです↓

引用元:バフェットコード

ここで投資家が目を惹かれるのは

  • 配当利回り5.5%と高利回りであること
  • 時価総額107億円と中小型株で伸びる余地あり(1962.7設立1990.12上場なので、なかなか難しいところですが)
  • PERが8.5倍と割安

といった点が投資家にとっては魅力的な点だと思います。

また、現金・現金等価物が年々着々と増えていっている点も好印象です↓

引用元:銘柄スカウター

直近チャートからの分析

今日(R4.6.5)時点のチャートを見てみると

引用元:楽天証券

直近5月の本決算で出来高を伴って大幅上昇しています。この上昇の一つの要因として大幅増配があります↓

引用元:ケル株式会社

配当性向40%以上を目標としている中で増配額40円というのはしっかりと利益を出した結果と言えると思います

この増配によりこれまでにないほど高利回りな状態となりました↓

引用元:バフェットコード

PERについても長期目線で見れば割安圏と言えるレベルになっているのではないでしょうか↓

配当利回り、PERどちらをとっても今はまだ割安圏と言えるのではないでしょうか。

なお、権利確定日は

期末配当金 受領株主確定日 3月31日

中間配当金 受領株主確定日 9月30日

となっています

すぐ減配しないの?

読者
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こんな高利回りなら毎年業績に波があって、すぐ減配するんじゃないの?

と考える方もいるかもしれません。配当履歴はこのような感じです

引用元:銘柄スカウター

業績が落ちれば減配も当然あり得ますが、割とコロナ禍でも減配もなく乗り越えてきていますので

すぐに減配するとまでは言えない

と言えると思います

粗利率の増加

今回の決算発表にて粗利率が上昇しています

引用元:バフェットコード

2021年3月期は粗利率26.95%

2022年3月期は32.52%

と大きく上昇していることも今後業績が明るくなることを予想させる良いポイントと言えると思います

ケル(6919)の株価指標はどんな感じ?あまり良くないところ

昨今の円安が向かい風になって業績が一時的に上がった可能性あり

有価証券報告書には「円高は製品の競争力を弱め、当社グループの業績に悪影響」と記載があります↓

これが意味するところは

今は円安だから業績が良かったんだよ

という裏のメッセージを読み取ることができると思います

売上の海外と国内の比率を見てみると

引用元:銘柄スカウター

売上の約半分(45%前後)が海外に依存している状況ですので、円安が一服すれば業績悪化の懸念があるでしょう

半導体需要が逼迫している今が売上のピークとも取れる?

昨今の半導体不足により半導体製造装置部品の受注が増加したことが業績を押し上げた一因とも考えられます↓

引用元:2022年3月期 決算短信

逆に言えば半導体需要が一服すれば業績悪化の懸念があると思います

信用倍率が高い

R4.6.5現在は信用倍率が非常に高くなっています↓

引用元:楽天証券

これほど信用買いが溜まっている状況では少し上値が重いような気がします

この信用買いが減ってきたらいいタイミングと言えるかもしれません

まとめ

良いポイントまとめ

  • 将来需要が増えるであろう医療やEVなどの部品である
  • 配当利回り5.5%
  • 時価総額107億円と中小型株
  • PERが8.5倍と割安
  • 現金・現金等価物が年々着々と増えていっている
  • 40円増配により高利回り、割安となった
  • 配当は安定している(配当性向40%以上)
  • 粗利率の増加

あまり良くないポイントまとめ

  • 今の円安が追い風になっただけ?
  • 今の半導体不足が追い風になっただけ?
  • 信用倍率が高い(売りが入りやすい)

今回あげたポイントを比較検討してみて投資するかどうかの判断材料に使っていただけると幸いです


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