皆さんの中には個別株投資とインデックス投資、どっちを積極的に進めていこうか悩んでいる方はいるでしょうか。
私は個別株とインデックス投資どっちも運用中です。
そこで今回は家計資産2000万円まで到達したサラリーマン投資家が、それぞれのメリットとデメリットを挙げて比較していこうと思います。
インデックスの運用実績についてはこちらの記事に載せています。
個別株投資についても現在楽天証券で一部運用しています。下の画像は現在運用中の個別株のスクリーンショットです。
といっても、それぞれの違いなんていうのは他の投資サイトや企業様が投資を促すべく色々な記事で書いているので、ここでは
数年間実際に運用をしてきた一般個人投資家目線で生でフラットな意見感想
を書いていこうと思います。
私が感じる個別株投資の特徴
個別株投資とは株式市場に上場している株式会社の株を購入する投資となります。
日本株で言えば自動車企業のトヨタやユニクロで携帯キャリアで有名なソフトバンクなどの企業の株を購入して値上がりや配当金をもらったりする投資法となります。
選択肢が無限にある
令和5年8月21日現在で3899社もの企業が上場しており、その中から自分の好きな企業を選んでいくことになります。
一般の人が株を買える会社は上のどれかの市場に所属していて、それぞれの特徴は下のとおりになります。みんなが知っているような有名企業はプライム市場が多いと思います。
自由度が高いゆえに、選択肢は数え切れないほどあるので始めのうちは
何をしたら良いのかよくわからないよ!
となってしまうことが多いです。
投資スタイルを確立するのに長い時間が必要
個別株投資をしていこうと考えた時には何を基準に投資をしていくかを決めていく必要があります。
個人投資家として戦うには主にこれらの投資方法が考えられます。
その他にも投資家の数だけ投資の方法があります。
私は安定志向なのでインカムゲインを重視しています!
私も自分のスタイルを確率するまでにはデイトレードや値上がりする企業を調べたりして試行錯誤して非常に多くの時間を要しました。
デイトレードをして一晩で10万円近くの損失を出したこともあります。
個別株投資を行っていくには多大なる時間と労力とお金を犠牲にする覚悟が必要でしょう。
投資する企業を調べるのにかなりの時間がかかる
まず具体的に企業のどんなところを見ていけばいいの?
投資家によってどこを見るのか全然違うけど最低でも業績は必ず確認ですかね。
個別株投資をする際には、たった一つの企業を調べるだけでも非常に多くの時間がかかります。下に挙げたとおり、やろうと思えばいくらでも掘り下げて調べることができます。
- 売上、営業利益、1株当たり利益は伸びているのか、一時的な上昇ではないか
- 現在の株価は割安なのかPER、PBRなどの指標やチャートを確認
- 決算資料にどんなことが書かれているのか、これから伸びる可能性はあるのか
- 信用買い、信用売りをしている人はどのくらいいるのか
- 株主還元意識の強い企業なのか、配当金の推移はどんな感じなのか
- 競合する企業と比べてどこに有利な点があるのか
- 実際の商品を使ったり試してみたりしてみる
- 疑問点があれば会社に電話して質問してみる
- 社長はどんな人なのか
- 業界は今後利用者が減っていくような斜陽産業ではないか
- 日本株全体が買われづらい外部環境でないか
あくまで一例を挙げましたが、調べることは非常に多く、とにかく時間がかかります。
逆に言うと、企業について調べるのが好きな方は個別株投資は何歳になっても続けることのできる最高の趣味になりえますので、非常におすすめできると思います。
株主優待がもらえる
企業によっては年に1〜2回の頻度で株主優待がもらえる企業もあります。
クオカードやカタログギフト、自社商品などを用意している企業が結構多いように思いますが、どんな株主優待がもらえるのかどうかは企業によって様々です。
例を挙げると
- イオン(8267)のオーナーズカード→買い物が割引になる
- すかいらーくグループ(3197)→食事券もらえる
- ANA(9202)→航空券が割引になる株主優待券
- JMホールディングス(3539)→肉がもらえる
- オリエンタルランド(4661)→ディズニーの入場チケットもらえる
といったものもあったりします。
私は節約志向が強めなので、魅力的な株主優待はついつい買ってしまいます。
ただ、株主平等原則に反するということで株主優待廃止を決める企業も最近徐々に増えてきていますので、株主優待ありきで投資を判断するのは非常に危険です。
株主優待を廃止した企業の株価はほぼ間違いなく暴落しますので、最終的に
含み損を抱えた配当も優待ももらえない個別株
だけが残ってしまうという悲惨な状態になります。
私は実際に株主優待目当てで個別株を投資して株主優待廃止となり損失を抱えたこともありますので、その失敗体験を見てみたい方はこちらから私の過去の記事をご覧ください。
株主平等原則に反するってどういうことなの?
100株しか持っていない人でも優待がもらえるのに、10000株持っている人も同じ分の優待しか貰えないって不公平じゃない?ってこと。
しかも、海外投資家には発送されないケースもあるみたいですよ。
自分が海外に住んでいる金持ち投資家だったら文句言うかも!
値動きが激しく、億り人になる可能性もあれば自己破産の可能性もある
極端な例を言うと、投資した会社が潰れてしまったら株は紙切れになってしまいます。
個別株投資に慣れてきて、信用取引などを使うと投資資金が0になるどころか追証(借金)を抱えることにもなってしまいます。
逆にしっかりと今後の値上がりを見極め投資を行えば青天井に収益を得ることができます。
実際、億り人というのは個別株投資家が多いのも事実です。
私が個別株投資する際にはマネックス証券を使っています。
私が感じるインデックス投資の特徴
インデックス投資とは市場の値動きを示す指数(=インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法のことです。
日本株の代表的な指数は東証株価指数(TOPIX)、日経平均株価、米国市場だとNYダウ、S&P500、NASDAQ100といったものがあります。
投資の王道とも言われており、一つの投資信託を購入するだけで長期☓分散投資が可能になります。
手間が全くかからない
インデックス投資を始めるに当たっては
証券口座を開設して積み立ての設定をする
必要があります。
しかし、一旦積み立て設定をしてしまえばそのあとは何もすることはありません。写真のように優雅に読書していても全く問題なく運用されていきます。
そうした観点から
- 投資にあまり時間を掛けたくない
- やりたい趣味が他にある
- 平均以上のパフォーマンスを目指したい
と考えている方はインデックス投資はピッタリな投資法になります。
私はインデックス投資の投資記録を公開していますので、興味のある方はご覧ください。
将来的にはほぼ確実なリターンが期待できる
インデックス投資は短期的に億万長者になったりするような投資法ではありませんが、長期的に行えば確実に資産を拡大させていくことができます。
アメリカの指数のS&P500で言えば
20年というスパンで見るとどこの期間を切り取ってもプラスのリターンになる
金融危機などで暴落したがすでに回復しているので、今考えれば絶好の買い場だった
といったことが言われています。
私は2021年4月から
つみたてNISAでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
を運用していますが、ここ数年で見てもプラスのリターンを得られています。
投資なので100%プラスになるものはありませんので、そこは理解しておきましょう!
複利の効果を得られる
インデックス投資の最大の特徴と言っても過言ではないのが
複利の効果を得られる
という点にあると感じています。
私が選択している投資信託は分配金を再投資するコースを選択していますので、期間が長くなればなるほど有利なリターンが得られることが期待できます。
また、長期的な複利運用が資産形成に与える効果をグラフにしたものを見つけたので共有しておきます。
このように長期になればなるほど圧倒的な差が生まれますので、私は分配金なしのコースを選択しています。
短期的に大儲けすることはない
先ほども書いたとおり、インデックス投資では
長期的にほぼ確実なリターン
が期待できるものの、
5年以内に100万円を1億円にしたい!
1年後に資産10倍に!
という結果は期待できません。あくまでも長期的目線で資産を形成していくものになります。
投資の神様ウォーレンバフェットの言葉で私が肝に銘じている格言がこちらになります。
短期間に急いで金持ちになろうとしてはいけない。 それよりも金持ちであり続けることのほうが重要だ。
ウォーレンバフェット
短期運用では一夜にして巨万の富を得られる可能性はありますが、同時に全財産を失う可能性も十分にあります。
FXや信用取引などの短期運用ではリスクが非常に高いことを理解した上で投資する必要があります。
どっちを始めるか迷った時は?
それぞれ個別株とインデックス投資に特徴があり、一概にどっちが正しい!ということは言えません。
人それぞれによって性格も投資にかけられる時間も異なるので、全ての人に合致するような投資手法はありません。
ですが、
どっちに資産投入しようかなー
と迷った時には下の基準を見ながら、どちらに合致しているのか考えながら判断していくことをおすすめします。
まとめ
今回は個別株とインデックス投資の特徴を実体験を交えて解説していきました。
個別株の特徴としては
- 3899社の中から銘柄を選定するので選択肢が無限にある
- 投資スタイルを確立するのに時間がかかる
- 銘柄分析に非常に多くの時間を要する
- 株主優待がもらえる
- 値動きが激しく、短期的に大儲けできる可能性もあるが、資産がなくなる可能性もある
インデックス投資の特徴としては
- 手間が全くかからない
- 複利を利用できるので長期で確実に運用したい
- 短期で大儲けを考えていない
といったことが考えられます。
まとまった資金が入った人や、これから投資を始めようかと考えている方はこちらの表を参考に自分の性格や資金をもとに判断していくことをおすすめします。
私はマネックス証券とSBI証券を使ってインデックス投資や個別株の運用をしています。
今後投資を始めようと考えている方は今のうちに口座開設をしておくことをおすすめします。
\今後のサービス拡充に期待/
\クレカ積立ポイント高還元/
マネックス証券を使うメリットを知りたいという方は私が17ヶ月マネックス証券を使い続けて感じたメリットデメリットをまとめた記事を参考にしてみてください。
また、少しでもお得に証券口座の開設をしたいという方は、ポイントサイトのハピタスを経由して開設するのがおすすめです。
今なら簡単な条件を満たせば
SBI証券口座開設で9000円分のポイント付与
マネックス証券口座開設で10000円分のポイント付与
がゲットできますので、口座開設していない方はハピタスを使って開設しておきましょう!
\口座開設でポイントが貰える/