【知床の観光船】去年(2021年)夏に行った世界自然遺産知床の旅行で観光船に乗った時の状況はどうだった?(写真あり)

生活の中の疑問

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先週24日に起きた知床観光船事故が話題になっています

報道を見ている限りだと、未だに見つかっていない方もいたり、中には亡くなっている方もいるようです(下リンクはヤフーニュース)

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非常に不幸な事故で、ご遺族の方の心情を考えるといたたまれない気持ちになります

関東に住む我々にはできることは少ないと思いますが、

何かできることはないかと考えたときに昨年に北海道知床に観光へ行って、さらに観光船に乗ってヒグマや滝を見ることができたことを思い出しました

今回は2021年の夏に私が知床観光船に乗ったときはどういう状況だったのか、船上で危険な状況はなかったのか、観光者目線で思い出しながら解説したいと思います

船の会社による不注意だとか、乗客の方がどんな方だった、救助の速さはどうだったなど一部報道やSNSにあるような言及はするつもりはありません

ただ昨年度に行った時の事実を記載します、今後知床旅行へ行く方の参考になればと思っています

2021年夏に知床観光船に乗った時の状況は?

私が夏休みに知床観光に行ったときに乗った観光船は報道されている観光船会社のものではありませんでしたが、出発地は報道されている場所と同じ斜里町ウトロです。同業者といったかんじでしょうか。

観光船のスタッフさんから案内があったのは大まかに

本日は波が高いので出発できないかもしれない

船上は寒いので厚めの上着を着用するなど防寒対策をしたほうがいい(9月

救命胴衣は必ず着用

といった内容でした。

海の状況によっては出港しない場合もあるので、せっかく観光に行ったのに船が出ない可能性があるようでした

自然を相手にしているものですし、どの季節でも波が高い日があったり天候が悪い日はありますから仕方のないことです。出航できない場合は潔く諦めるしかありませんが、関東や別の地方からわざわざ旅行へ行ったのでせっかくだから乗って帰りたいなーと思いました

私が行った場合は幸いにも天候が回復したということもあり、船に乗ることができました

以上のことから分かるように私が去年行った時点では

安全第一で運行されていた

ということが分かると思います(あくまで別の観光船会社です)

また、夏の9月時点で防寒具を着用を促され、復路の際には寒くてスクワットをするほど寒かったです。

今回の事故の際には4月下旬ということもあり相当の寒さだった、ということが容易に予想されます

北海道ではまだ雪が降る可能性がある時期ですからね

船に乗るまでの準備や支払いは?

持って行った方がいいものや服装としては

持って行った方がいいもの→双眼鏡(レンタル300円もあり)、カメラ(スマホでも十分)

服装→レインコートウィンドブレーカー、ハイヒールなど滑りやすいものは要注意

がいいという連絡が会社から入ります

料金は一人5〜6000円程度で、事前にクレジットカード決済で支払いをして現地では支払いはありませんでした

店の近くに駐車場があり、車はそこに停めさせてもらえます

指定された時間に店まで行って集合し、店内で詳しい説明を受けた後、歩いて船まで行くというような感じです

去年(2021年夏の)行った時のルートや写真は?

私が去年行った際のルートは今回報道があった知床峠の先端までではなく、

ヒグマの生息地ルシャまでのコースまででした

時間にして往復3時間程度のものでした

出発して間も無くすると、当然ながら携帯の電波がなくなります(楽天モバイル)

その上、9月初旬だというのにコートを着ないと凍えてしまうくらい寒い

さすが、日本最東端と言ったところでしょうか。

因みに、北海道出身の友人に聞いたのですが、北海道ではゴールデンウィークくらいまでは雪が降る可能性が十分にあるとのことです。

それでも十分自然を味わうことができます、ヒグマや滝も間近で見ることができました

↑中央左下に見える黒く見えるものが子グマ2匹と親グマ1匹です

実際に船に乗ってもヒグマが見えない日もあるらしいので、良い日に当たったと思います

↑崖がこけしのようになっていることから「こけし岩」と名付けられている絶壁です

かなり大きくて真下から見ると圧巻でした

↑ヨウシペツの滝。非常にきれいな滝です。ヨウシペツとはアイヌ語で「いつもそこで獲物を狙い突きするところ」という意味で獲物はアザラシのことだそうです。

↑フレペの滝(乙女の涙)。フレペとはアイヌ語で「赤い」という意味があるようです。鉄分を多く含んでいるので赤くなるそうです。乙女の涙のようにほろほろとこぼれ落ちるような滝なので、そのように名付けられたそうです

↑カムイワッカの滝。川全体が温泉のようになっており、遊歩道コースだと川に入ることもできるようです。クルーズでは全体像を眺めることができます。どちらのコースにしても楽しめるコースだと思います。いかにも熊が出そうな川なので歩きで行くのには少し度胸がいるような印象を受けます

↑湯の花の滝(通称男の涙)ガイドさんによると、陸からは見えないようになっており、船からしか見えないため、見えないところで泣く男泣きになぞらえてつけられたそうです。また、季節により水量が豪快に流れるという理由もあるそうです

↑帰路は行きよりも沖側を進むのですが、見ての通り見ての通り「凪」です。穏やかそのもの

夕日も綺麗に出ており、自然を感じるにはもってこいの観光船だったと言えます

写真におさめることができませんでしたが、イルカの群れも出現して文句なしのクルーズでした

わたしが行ったものの他にはクジラやシャチなども見れるようなコースもあるようです

また、船上では大きな揺れなどはなく常にベスト着用で危険と思えるような状況ではありませんでした

帰り道は結構なスピードが出るため、ただひたすら寒い!という感じでした

まとめ

今回発生してしまった事故の行方不明の方の一刻も早い発見と、無事を祈りたいと思います。

観光船それ自体が悪いというものではなく、自然と対峙している以上、事故のリスクは0にはならないということしか言えません

その一方で、知床の自然は写真だけでは伝えきれない素晴らしいものです

それを比較検討し、運行会社の方には今以上の安全策を講じた上で、運行を続けていただければと思います。

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