私は30代前半の共働き夫婦で、投資節約などにより家計資産2000万円を達成したズボラなサラリーマンです。
みなさんの中に新NISAをどの証券会社にしようか迷っている方はいるでしょうか?
私はこれまでの非課税制度では、楽天証券で積み立てNISAを選択してきましたが、新NISAではSBI証券を使うことを決めました。
そこで今回は私がなぜ楽天証券からSBI証券に乗り換えを決めたのか、私の考える決め手を解説していきたいと思います。
この記事を見ることで
- 楽天証券からSBI証券にNISAを移管した人はどういう理由で移管を決めたのか
- これまで楽天証券、SBI証券を使ってきた人から見て、この2つにはどんな違いがあるのか
- 楽天証券からSBI証券にNISAを移管する場合の手順
という点を実体験ベースで知ることができます。
\今後のサービス拡充に期待/
新NISAを楽天証券からSBI証券にすると決めた理由
新NISAは楽天証券とSBI証券どっちのほうがいいかな?
ともし聞かれたら私はSBI証券を私はおすすめします。
これにはいくつか理由があるのでこちらを解説していきます。
楽天証券のサービスはこれまで改悪されてきた
私が乗り換えを決めたのはこれが一番の理由になります。
そして、ある程度新NISAで顧客を囲い込んだらまた改悪が始まるだろうというのが私の推測になります。
新NISAは一度始めてしまったらよっぽどのことがない限り、基本的に同じ証券口座で続けていくものなので、今後改悪されると予想される証券口座は使いたくないというのが私の考えになります。
改悪の歴史①投資信託資産形成ポイントの条件変更
2021年12月27日に楽天証券から発表されたのが投資信託保有に応じてもらえるポイント付与の条件変更です。
これまでは毎月末時点で毎月もらえていたポイントが、一回限りになってしまいました。
2000万円を達成しても受け取れるのは合計2090ポイントだけか…
と落胆した方もいるのではないでしょうか。
私もこの時点で楽天証券で投資信託を買い進めてきていましたから、落胆したうちの一人です。下の画像は楽天証券の投信購入履歴になります。
一方のSBI証券は未だ投資信託保有ポイントが健在です。
もらえるポイント自体はさほど大きなものではありませんが、改悪されたことがあるのとないのとでは雲泥の差があると感じます。
改悪の歴史②投資信託のクレカ積み立てで付与されるポイントが1%→0.2%に
2022年6月19日に楽天証券から発表された変更内容は以下のようなものでした。
楽天証券で積み立てをしていた私としては1%→0.2%になったことで、楽天キャッシュ積み立てへの移行を余儀なくされてしまいます。
多少ポイント進呈率は改善されたようですが、新NISAが始まる前だから囲い込みのために一時的に改善を加えているのではないかと私は勝手に危機感を感じていました。
改悪の歴史③楽天SPU(スーパーポイントアップ)が+1倍→投信0.5%+米国株式0.5%
楽天SPUは楽天市場などの楽天経済圏で購入する際のポイント倍率が増えていくサービスになります。
楽天経済圏を活用している方であれば、このSPUを上げていくことでポイントの付与を上げていくことができます。
2022年3月までは投資信託500円以上購入で+1%もらえていたものが、
投資信託3万円以上購入で+0.5%、米国株式3万円以上購入で+0.5%で合計+1%
と合計6万円購入しないと+1%がもらえなくなりました。
SBI証券が掲げる業界最低水準のサービスの提供
私は今後もSBI証券が投資家に有利なサービスを増やして言ってくれるのではないかと考えています。
その理由は代表取締役社長の髙村正人氏が「2023年 年頭のご挨拶」で
業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービスを提供する
と宣言していることです。
今後も様々な提携やサービス拡充が期待できることもあり、私は新NISAでSBI証券を決断しました。
【画像付き】新NISAをSBI証券で始める方向け手順(楽天⇒SBI)
楽天証券で勘定廃止通知書を請求する
新NISAをSBI証券で始めるためにまず始めにするのは勘定廃止通知書を請求します。
まずはマイメニュー(口座管理・入出金など)
次に基本情報(マイナンバー・ログイン関連)をクリックします。
次にNISA・特定・未成年口座状況をクリックします。
次にNISA口座の右側にある「詳細」に進んでいきます。
金融機関変更手続き(楽天証券⇒他社)の右側に出てくるボタンから進んでいきます。
※私はすでに手続きを終えてしまったので、表示されません。
その後画面の指示の通り進めていくと受付完了の画面が出ます。
ここまで来たら画面操作はひとまず終了で、楽天証券からの書類が届くのを待ちます。
すると数日後にはこのような書類が届きます。
これを同封してSBI証券に書類を送ることになります。
SBI証券を開設する
次にSBI証券を開設していない方はここでSBI証券の口座開設をします。
上のボタンから進んでいくと下のような画面になるので、指示のとおり口座開設していきます。
来年度から新NISAを始めたいという方は、この段階でNISAを開設しないようにしましょう。
SBI証券にNISA口座開設届出書を請求する
次にSBI証券で新NISA開設のために口座開設届出書を請求していきます。
SBI証券にログインし、「口座管理」→「お客様情報 設定・変更」→「お取引関連 口座情報」と進んでいきます。
次の画面に映るとNISA・つみたてNISAの枠内に金融機関変更再設定・勘定再設定の右側に出てくるボタンから進んでいきます。
※私は既に書類請求済みなので下の画像のように表示されています。
次の画面では約款を確認の上、「私は、以下の約款の内容を確認し、同意の上、書類請求を申し込みます。」にチェックした後、「書類請求はこちら」を押していきます。
以下の画面に到達したらNISA口座開設届出書を請求することができます。書類が届くまで5日程度かかるので書類到着まで待ちます。
これまで準備した書類をSBI証券に送る
自宅にSBI証券から「非課税口座開設届出書の提出について」という書類が届きます。
下の記載例のとおりに非課税口座開設届出書を記載します。
NISA口座開設の流れには簡単に
①他の金融機関からもらった「廃止通知書」を準備してくださいね!
②「廃止通知書」、「記載済み非課税口座開設届出書」、「本人確認書類」を送ってね!
③税務署で審査してオッケーなら新NISA口座開設だよ!
④2023年9月以降に廃止通知書を送ってきた人は2024年から適用だよ!
と書かれています。
本人確認書類についは下のフローチャートから自分に必要な書類を準備しましょう。
SBI証券から送られてきた書類には返信用封筒も同封されていますので、それを使って
- 楽天証券から受領した「廃止通知書」
- SBI証券から受領した「非課税口座開設届出書」
- 本人確認書類
を返送し、完了となります。
1〜2週間くらい待つと、SBI証券の「重要なお知らせ」の中で新NISA口座開設が通知されます。
まとめ
今回は私がなぜ新NISAを楽天証券からSBI証券に移管したのかについて解説してきました。
理由としては
- 楽天証券には改悪されてきた歴史がある。数年後改悪するのでは?と感じている
- 改悪の歴史①投資信託資産形成ポイントの条件が変更された
- 改悪の歴史②投資信託のクレカ積み立てで付与されるポイントが1%→0.2%になった
- 改悪の歴史③楽天SPUが+1倍→投信0.5%+米国株式0.5%と難易度が上がった
- SBI証券が掲げる業界最低水準のサービスの提供という言葉への期待
を挙げてきました。
もちろん楽天証券が悪いというわけではなく、楽天証券にも利点は多数あります。
今後も用途に分けて楽天証券、SBI証券、マネックス証券を使いこなしていこうと思っています。
\今後のサービス拡充に期待/
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マネックス証券を使うメリットを知りたいという方は私が17ヶ月マネックス証券を使い続けて感じたメリットデメリットをまとめた記事を参考にしてみてください。
また、少しでもお得に証券口座の開設をしたいという方は、ポイントサイトのハピタスを経由して開設するのがおすすめです。
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