こんにちはズボラ夫ですhttps://twitter.com/T2Nuy
日々投資節約コスパ情報発信中です。ブログで節約投資情報まとめています
今回は投資で失敗した系の教訓記事です
私が数十万円の身銭を切って始めた
ゲームをしながら仮想通貨を稼げる「play to earn」で話題のブロックチェーン・ゲーム
アクシーインフィニティ
Axie Infinity
に投資した結果どうなったかについて解説しようと思います
暗号通貨やNFTなどが流通するようになって様々なコインや通貨が流通するようになりましたが、私の結論としては
安易に手を出すべきではない
と皆さんにアドバイスしたいと思います
私も始める前は
ゲームするだけで稼げるって最高じゃん!
と思って始めてたのですが、これが思ったように利益が出ないことを身をもって知ることになりました
この経験を皆さんに知ってもらうことで
世の中そんな甘い話はないんだな
と自らを律するきっかけになればいいなと思っています
この記事はこんな方におすすめ
楽して稼ぎたい、むしろゲームして稼ぎたいと考えている
仮想通貨・暗号資産に興味がある
play to earnって今からやったら実際稼げるの?が知りたい
Axie Infinityとは?
2018年にベトナムでリリースされたブロックチェーンゲームです
簡単に言うと
- モンスターを3vs3で戦わせて勝ったら仮想通貨がもらえる
- 毎日やることでデイリーミッションを達成して仮想通貨がもらえる
- アドベンチャーモード(1人プレイ)でも仮想通貨がもらえる(今はもうもらえない)
- 不定期で大会が開かれており、上位に入ることで仮想通貨がもらえる
- モンスターを売ったら仮想通貨がもらえる
という感じです
仮想通貨はSLPという通貨がもらえることになります
モンスターを3匹揃えるにも仮想通貨を払う必要があります
モンスター同士を交配させて新しく子どもを産ませることもできます
Axie Infinityの説明が本題ではないので詳しくは省略しますが、
どんなものか詳しく知りたいという方は以下のサイトがよくまとまっていると思います
面白そう!やってみたい!
と思う方もいるのは当然だと思います
ただし、良い面もあれば悪い面もある、ということを知っておく必要があると思います
失敗1 初期投資約30万円
我が家は30万円の現金を仮想通貨に変え、この3体を購入しました↓
なぜこんなに高額なのかというと
モンスターには交配できる回数が限られており、今後のモンスターを増やして売るためには交配数0のモンスターを買った方がいいという判断でした
上の「Breed count 0」というのが交配した回数です
なので、一度も交配していないモンスターたちなので、ゲームの中ではこの3体は割と価値のある方です
安いモンスターもいますが、弱かったり、交配させることができないモンスターだったり安いなりの理由があります
私が始めた頃には
外国で家が買えるほど儲かっている人がいる
といった景気の良い話が話題になっていましたから、
30万円くらいすぐ回収できるでしょ|
と考えていました
今はこれより遥かに安くモンスターを買うことができると思います
(令和4年5月時点売られているモンスターはこんな感じ↓)
一体10ドルもしないくらい価格が下落しています
(令和4年6月時点売られているモンスターはさらに下落しています↓)
もはや一体3ドルで購入できますね
STEPNも同じ匂いがする気が…
毎日2時間近くかけてSLPを稼いでいた
このAxie Infinityは
モンスターを外国にいる人に貸して、ゲームをプレイさせて報酬を分け合う
スカラーシップ制度
というのもあります
ゲームで得たSLPの3〜4割を報酬としてあげる、というやり方で稼ぐことで
何もしないでSLPが入ってくる不労所得
のようなシステムを構築できるわけです
我が家はそこまでやるのは手間だなと感じたので自宅でせっせとやっていました
デイリーミッションを毎日こなすのにも2時間以上かかるので時間的損失もなかなかのものでした
もらえる仮想通貨SLPが大暴落!
Axie InfinityでもらえるSLPですが、2021年から2022年にかけて大暴落しています↓
1日2時間以上かけて100SLPほどもらえていましたが、令和4年5月現在時点では時給換算しても全く割に合いません
2021年につけた最高額37円付近の計算だと↓
37円×100=3700円(1日)
もらえていたはずが、現在のSLP価格で計算すると
0.73×100=73円(1日)
まで額が下がってしまっていることが分かります
play to earnを始めようという方はもらえる仮想通貨暴落の危険性、投機性も孕んでいるというのを脳に刻み込んでおく必要があります
楽してお金を稼げる、1日計算でいくら稼げるという甘い言葉には必ず裏があります
宣伝する側、その他関連商品を売りたい側の人たちはこうしたリスクを教えてくれません
事実、SLPが暴落してからAxie Infinityを取り上げる人はほとんどいません
私はplay to earnを決して否定しているわけではなく、実体験をありのままに説明してリスクをちゃんと理解しておこう、という思いで記事を書いています
30万円初期投資していくらになった?
・売っても数千円程度にもならないモンスター3体(購入額1体約10万円)
・約10000SLP (令和4年5月時点で7000円くらい)
ちなみに今からAxie Infinityを始めたとしても、一日50円も稼げないと思います
今話題のSTEPNのチャートと比べてどんな感じ?
最近暴落していることで話題となっている
ですが、長期のチャートは現在(令和4年6月時点)こんな感じになっています
SLPのチャートでも言えることですが、このチャートから言えることは
ピークはもう過ぎたんだろうなー
という印象ですね
もちろんまた価格が上昇して暴騰するということもなくはないですが、
これまでの仮想通貨の値動きを見ているとかなり可能性は低い
と感じます
仮想通貨系って一度落ちたらそのまま帰ってこず草コインになってしまうことが多いなぁ
play to earn をやってみて学んだこと・敗因まとめ
初期投資は少なめに
ビジネスで失敗するパターンの一つとしてよくあるのがこれです
私は初期投資30万円をよく分からず最初にぶっ込みました
店舗を構える必要があるビジネスなら仕方のないことですが、何か始める時には初期投資は少ないほうがダメージが少ないです
もらえる通貨が暴落すればそもそも稼げない
SLPは2021年から2022年にかけて大暴落しており、ほぼ無価値になってしまいました
ここで投資の神様ウォーレンバフェットが2022年4月30日に行ったバークシャーハサウェイの株主総会での発言をキモに命じておく必要があります↓
「もしあなたが世界中のすべてのビットコインを所有していて、それらを25ドルで譲ると言っても、私はそれを受け取らない。なぜなら、それで何ができるのか。私は結局、あなたに売り戻さなければならないだろう。何の役にも立たないのだから」
これはビットコインに対する発言ですが、仮想通貨市場全般に対して言えることだと考えています
投資先は人それぞれですが、私は今後もあまり仮想通貨には積極的にはなれません
税負担も重い
暗号資産は国の税負担も寛容でなく、税負担の容赦がありません
暗号資産で申告漏れ、追徴2億円超も…年収900万円の会社員「納められる金額でない」(引用:読売新聞)
こうした面からも新興投資商品は
よく分かっていない初心者が手を出すべきではない
ということが分かると思います
みなさんくれぐれもよく考えて投資先を選んでいきましょう
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