【シン億り人とは?】忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!は読む価値ある?個人投資家が解説

投資

こんにちはズボラ夫ですhttps://twitter.com/T2Nuy

日々投資節約コスパ情報発信中です。ブログで節約投資情報まとめています。

前回はオルカンの定点観測を記事にしていました。

今回は成長株投資家のDUKE。氏の著書である

忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!

について解説し

いち個人投資家の視点から見た感想、読む価値があるかどうか

を記事にしたいと思います。

また、皆さんの中にはこのような疑問を持っている方もいるかもしれません。

シン億り人って何?

1日10分って本当?

具体的にどうしたらいい?読者にもできるのか?

全てを説明してしまうと著作権法違反になってしまうので、私が印象に残った部分や私が重要だと感じた部分を引用しながら感想を述べていきたいと思います。

結論、読む価値はあったか?→大いにアリ

まず結論から申し上げると、

今自分がやっている投資とは方向性が違うので学びは多かった。ただ、投資のタイミングが重要!

と感じました。

本書で紹介されている投資法は成長株がターゲットとなっています。

ちなみに私の現在の手法としては

  • 投資の最適解とも言われるインデックス投資
  • 毎月のインカムも入ってくる高配当株投資

をメインに据えているので、本書とは方向性若干違うという点で新鮮でした。

また、成長株が全体的に不調な相場の時には難しいだろうなと感じました。

成長株に有利な相場は一般的に以下のような状況となります。

1  成長期待が高い時期:市場全体が経済成長や産業の変革に期待を寄せている時期や、特定の産業やセクターが高い成長率を示している時期には、成長株が有利になる傾向があります。

2  低金利環境:低金利環境では、投資家は収益性の高い投資機会を求めてリスク資産への投資を増やす傾向があります。低金利は企業の借入コストを低く抑え、成長への投資を促進することができます。このような環境下では、成長株の企業が資金調達しやすくなり、成長株の需要が高まることがあります。

3  技術革新やイノベーションの進展:成長株はしばしば、技術革新やイノベーションによって成長を遂げる企業に関連しています。特定の産業やセクターで革新的な技術やサービスが登場し、それによって企業の成長が期待される場合、成長株が有利になることがあります。

4  市場の楽観的なムード:市場参加者が楽観的なムードにあるとき、成長に対する期待が高まります。経済の好調や業績の改善、新たな市場機会の開拓など、ポジティブな要素が相場を後押しする場合、成長株が好調なパフォーマンスを示すことがあります。

簡単にまとめると

①全体的に成長がこれから続きそうな時

②政府が金利を下げたり企業が借入しやすい環境にある時

③コロナ禍のような大きな変化やイノベーションが起きそうな時

④投資家がイケイケな時

がチャンス!ということですね。

今の日本株の相場感としては

①×

②×

③×

④⚪︎

と私は感じています。本書にも相場サイクルの重要性について言及されています。

この投資法のリスクとしては

相場サイクルの時期を間違えてしまう

といったことが考えられます。

余談ですが、私の年間配当額はこんな感じです。

シン億り人とは?

そもそもシン億り人って何なの??

そう疑問に思う方もいるかもしれません。

本書にはこのような記載があります。

本書で登場した3人の「シン億り人」も、あなたと同じように、はじめはまったく知識のないところからのスタートでした。

忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!

そして本書では

新高値ブレイク成長株投資法

をゴリ推ししており、この投資法を実践し億り人を達成した投資家を紹介しています。

つまり、新高値ブレイク投資法を使って資産1億を達成した人たちがシン億り人ってことか。

1日10分から始められるって本当?

ここに疑問を持たれる方は多いかもしれません。私もそのうちの一人です。

結論から言うと

シン億り人たちは1日10分だけで億り人を達成したわけではないんだなぁ

ということが読んでいて分かりました。私は

1日10分、つまり毎日のルーティーンを積み重ねてトライアンドエラーを繰り返すことによって実力を上げることが重要!

こう捉えました。

新高値ブレイク投資法では、新高値を更新した銘柄のチェックを毎日のルーティーンとして推奨していますが、これを地道に続けられる人は、経験が蓄積されてチャンスに巡り会える可能性が高いと思います。

忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!

本書では具体的なチェック方法などを詳しく解説されています。

ここは参考になった!という点をピックアップ

私がこの本を読んだ中で新たな学びがあった点を2点挙げてみました。

中小型株に投資するファンドの中には、時価総額が200億〜300億程度の銘柄も組み入れられていますので、ファンドがどんな銘柄を買っているのか定期的にチェックするといいでしょう。

忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!

なるほど。投資のプロが作っている投資信託の中に入っている銘柄を参考にするのか。

確実な損切りこそ、大きく儲けるための第一歩

忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術!

損はできるだけ早く手仕舞い、利益はできるだけ伸ばす!

まとめ

今回は本の引用や感想を書いてきました。まとめるとこうなります。

  • 読む価値はある?→大いにあり!投資するタイミングが重要!
  • シン億り人とは?→新高値ブレイク成長株投資法を実践し億り人を達成した投資家
  • 1日10分から始められる?→始められるが、億り人は10分にして成らず

また、銘柄の選定方法や投資のタイミングなどは成長株投資のレジェンド本である

オニールの成長株発掘法

に似通っている部分がかなりありますので、

いわゆる怪しげな投資方法ではない

という印象がありました。オニールの成長株発掘法を読んだことがない方、難しすぎて挫折した方、高すぎて買っていない方などにも本書はお勧めできるかなぁと感じました。

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